身を養ひて、何事をか待つ。期ごする処ところ、たゞ、老おいと死とにあり。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「人生は一回きり。だから好きなように生きる」という意味のことを、誰しも思い浮かべたことはあるはずです。何かにチャレンジするようなときに、そう心を奮い立たせるわけですが、このような心理はなかなか持続しません。いつしか損得勘定で動くようになり、リスクをとらず、今と変わらない安定を求めるようになっていきます。子供のうち、若いうちは積極的にチャレンジできるのに、年を取ると守りに入るというのは、多くが経験からきています。成功していれば別ですが、失敗ばかりしていたら、やる気もなくなるというものでしょう。そのため、成功している人はチャレンジしてさらに成功し、失敗している人は安定しているようでいて、長期低落傾向に陥ってしまいます。失敗や挫折を繰り返したうえでチャレンジできるのには、かなり強靭なメンタルが必要とされます。ここでは、テストステロンが関係してきます。テストステロン値が高いと、リスクのある決断を怖れないようになるのです。男性と女性の性格の違いから考えても、これは頷ける話です。加齢によってチャレンジしなくなるのには、テストステロンの低下も関係しているのでしょう。健康面においてはテストステロンが高ければ良いというわけでもありませんが、テストステロン補充療法を受けることによって死亡率が低下した(テストステロン群5.4%、コントロール群19.5%)という報告もあります。(※1)まぁこの研究はテストステロンを販売している会社の資金提供によって行われたものですが。とはいえ、栄養によって自然にテストステロンを増やし、正常値の範囲内で高めておくのは決して悪いことではないと思われます。そのために押さえておくべきなのは亜鉛とビタミンEがツートップとなりますが、実はクレアチンもテストステロンを高めるのに役立つのです。特にクレアチンとHMBの同時摂取に効果が期待できます。(※2)クレアチンとHMB、そしてEAAを組み合わせることで筋肉を発達させるだけでなく、積極的な性格も形作ることができるようになるかもしれません。バーサーカーより新発売の「EAAプラスクレアpI」はクレアチンとEAAを最上の効率で吸収させてくれます。これをHMBと組み合わせて、ぜひお試しください。※1:Differential effects of 11 years of long-term injectable testosterone undecanoate therapy on anthropometric and metabolic parameters in hypogonadal men with normal weight, overweight and obesity in comparison with untreated controls: real-world data from a controlled registry studyInt J Obes (Lond). 2020 Jun;44(6):1264-1278. doi: 10.1038/s41366-019-0517-7. Epub 2020 Jan 28.※2:Long-Term Effect of Combination of Creatine Monohydrate Plus β-Hydroxy β-Methylbutyrate (HMB) on Exercise-Induced Muscle Damage and Anabolic/Catabolic Hormones in Elite Male Endurance AthletesBiomolecules. 2020 Jan 15;10(1):140. doi: 10.3390/biom10010140.