「花に鳥付つくる術すべ、知り候はず。一枝ひとえだに二つ付くる事も、存知ぞんちし候はず」・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・無理難題を言って困らせる人はどこにでもいるもので、「この人のような身体になりたいのですが、何年でなれますか?」とプロのビキニ選手やボディビルダーの写真を見せられて絶句することがあります。決して本人は無理難題を言っているつもりはなく、ただの無知なのであって、実際にそういう身体をしている人がいる以上、自分も簡単になれるはずだと思ってしまっているだけです。「このレベルの身体になるのは、東大に入るよりも難しいことです。一日に何時間も勉強して、それを何年も続けて、ようやく達成できるかどうかというレベルなのです」と、具体的な例を挙げてようやく納得してもらえます。少し前の話ですが、ある女性芸能人が筋トレを「見かけだけの筋肉を増やすためのトレーニングなんて、わけがわからないよ」と言って炎上したことがありました。これも別に悪意があるわけではなく、ただの無知なのです。電車の写真を撮るのに命を懸けている鉄オタとか、切手集めとか、その世界に興味のない人にとっては多くの趣味が「わけがわからない」ものです。しかし逆に理解されないことによって、自己の特別性を認識することも可能です。筆者はクラシック音楽が好きなのですが、若いころはよく「クラシックなんて、どこが面白いの?わけがわからないよ」と言われたものです。そしてそう言われるたびに、「ああ、君にはわからないだろうね」と言い返して憮然とされていました。今だったらもっとオブラートに包みますが。筋トレの面白さ・有用性を理解できるのも、限られた人なのです。やったことの無い人、やってみても続けられなかった人には、決して理解はできません。多くの一流アスリートを指導してきましたが、100%の方がウェイトトレーニングの良さを異口同音に唱えてくれています。ただしやってみても、効果が出なければ続かないでしょう。そして逆に筋トレを憎むようになるかもしれません。効果を出すためには適切なトレーニングと栄養摂取、回復が必要なのです。効果を出すための様々なコツについて、トレーニングと食事、サプリメント、回復などに分けて紹介している筆者のコラムがあります。こちらの「バルクアップのためのTIPS」は、トレーニング初心者~中級者の方のお役に十分に立てると思います。ぜひご一読ください。http://www.berserker.jp/column/list/bulkup