賤いやしげなる物、居ゐたるあたりに調度てうどの多おほき。硯すずりに筆の多き。持仏堂ちぶつだうに仏ほとけの多き。前栽せんざいに石・草木の多き。家の内に子孫こうまごの多き。人にあひて詞ことばの多き。願文ぐわんもんに作善さぜん多く書き載せたる。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・根性論が美学とされるスポーツ漫画で良くみられるように、猛練習して身体が悲鳴をあげているのに、それを気合で乗り越えていくのがカッコイイと思われ、実際に真似してしまう。一体いつから「やればやるほど良い」と錯覚していた? と言いたくなるのですが、無駄なトレーニングや無駄な栄養摂取をしている人たちを客観的に観察すると、「頑張っている自分に酔っている」ようなところも見られないではありません。最初はがむしゃらにやったほうが良いですよね、とも良く訊かれます。辞書によれば「がむしゃら」というのは後先を考えず、血気にはやって向う見ずになることだとされています。つまり全然ダメなのですが、多くの日本人は「がむしゃらにやる」ことをむしろ褒め、評価するのではないでしょうか。ここまでの文章で分かる通り、筆者は根性論が大嫌いなのですが、がむしゃらにいろいろやるということは、進化の観点から考えると良い面もあります。合理的行動だけだと、常に同じような流れで原因から結果へと流れていきます。しかし非合理的行動はバリエーションが豊富であり、さまざまな活動の中でたまたま良い結果が出ることもあるのです。ここでは観察力が重要となります。良い結果が出たことを見逃さず、どのようにして、どのような流れで良い結果が出たのか。すべてを詳らかにしていくことで、非合理性がワンランク上の合理性へと昇華することになります。ここで視覚強化のサプリメント「ビンカマイナー」を紹介しましょう。これはハーブのヒメツルニチニチソウから抽出されたエキスで、赤血球の変形能力を高めて細い血管を通りやすくするという面白い作用があると言われています。そして脳機能や視覚が高まり、特に瞬間的な判断力が必要とされるゲーマーに好んで使われるそうです。ビンカマイナーは筆者がレシピを考えたバーサーカーの「Focus Fuel」にも含まれているのですが、数多くのアスリートに「効きますね!」と喜ばれており、大事な試合の前などにぜひ試していただきたいサプリメントです。