人は、己れをつゞまやかにし、奢りを退けて、財を持たず、世を貪らざらんぞ、いみじかるべき。昔より、賢き人 の富めるは稀なり。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・かしこい人は贅沢をせず、質素に暮らし、名声を得ようとしたりしない。贅沢を敵とするのは東洋の文化にありがちですが、西洋にもこんな有名なジョークがあります。///////////////////////////億万長者は漁師に向かってこう言った。「ハーバードでMBAを取得した人間として、きみにアドバイスしよう。いいかい、きみは毎日、もっと長い時間、 漁をするべきだ。 それであまった魚を売る。 お金が貯まったら大きな漁船を買う。そうすると漁獲高は上がり、儲けも増える。 そして自前の水産品加工工場を建てて、そこに魚を入れる。 そして都会に進出し、会社を大きくする。」漁師は尋ねた。「そうなるまでにどれくらいかかるのかね?」「20年、いやおそらく25年でそこまでいくね」「それからどうなるの」億万長者はにんまりと笑い、「今度は株を売却して、きみは億万長者になるのさ」「それで?」「そうしたら引退して、海岸近くの小さな村に住んで、 日が高くなるまでゆっくり寝て、 日中は釣りをしたり、 子どもと遊んだり昼寝したりして、 夜になったら友達と一杯やって、ギターを弾いて、 歌をうたって過ごすんだ。 どうだい。すばらしいだろう」漁師は言った。「それ、今の私の生活なんだけど」////////////////////////////良くできたジョークですが、現実的には異論噴出でしょう。漁師は漁師の生活しかできませんが、億万長者は漁師として以外の生活も可能で、自由度に大きな違いがあります。また、漁師の生活にもリスクはいろいろあることでしょう。そして私としては「生きがい」の有る無しに、大きな違いを感じます。贅沢するためだけに仕事をするのではなく、仕事そのものに自分の存在意義を見つける。身体を鍛え、知識を磨き、得たものを周囲に与え、社会に貢献する。年とともに、筋肉の成長には限界が出てきます。しかし知識は増やせますし、仕事にも幅が出てきます。人間関係も若いころより潤沢になってくるでしょう。ただ食って、飲んで、寝てという生活だったら、他の動物にもできます。人間として生まれたからには、生きがいを見つけ、仕事を楽しみ、常に自己を成長させていくべきではないでしょうか。仕事を継続し、人間関係を保っていくためには、コミュニケーション能力が重要です。若いころの私はその辺りが苦手でしたが、ビタミンCやチロシン、アセチルカルニチン、ホスファチジルセリンなどの摂取により、だいぶマシになりました。仕事や人間関係で悩みがあるという方は、もしかするとこれらのサプリメントが助けになるかもしれません。