ダイエットのときはタンパク質をキープ、そして女性の場合は炭水化物を減らし、男性の場合は脂肪を減らすほうが有効であるという話を前回致しました。炭水化物というのは、具体的にはご飯やパスタ、パンなど主食になるものです。もちろんお菓子に含まれる砂糖類も炭水化物に含まれます。しかし女性にとってこういったものを減らすのはなかなか難しいのではないでしょうか。そこで考えられるのが、「炭水化物の吸収を抑える」ことです。たとえ炭水化物を食べたとしても、それが吸収されなければ良いわけですし、また体脂肪にならなければ、それでも良いわけです。炭水化物の吸収を抑えるには?実はサプリメントで炭水化物の吸収を抑えてくれるものがあります。具体的には桑の葉抽出物(DNJ)やギムネマ、HCA(ヒドロキシクエン酸)、白インゲン豆抽出物など。こういったものをサプリメントで摂取することにより、食べても「なかったこと」にできるわけです。このようなサプリメントを食事の前後に2~3カプセルずつ摂取することで、たとえ炭水化物を食べ過ぎてしまった場合も、それが消化されて体脂肪になってしまうのを防ぐことができます。ただし消化吸収を抑えるというのは、カラダにとっては良いことではありません。必要な栄養素の吸収まで抑えられてしまう可能性があるからです。ですからこういった吸収阻害サプリメントは常用するのではなく、あくまでも「たまたま食べ過ぎてしまったときだけ」、スポット的に使うようにしてください。炭水化物を体脂肪にしないために次に、炭水化物を食べても、それが体脂肪になりにくいようにするという方法があります。キーポイントは「GI値」と「インスリン感受性」。具体的な方法については、次回から紹介していきます。