バルクアップのための心構えを5点ずつ、紹介していきます。その内訳は次の通り。1. トレーニング2. 食事3. サプリメント4. 休養5. その他・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1. 自重エクササイズはテンポに変化をプッシュアップやスクワットなどは簡単に行えるトレーニーが多い。しかしテンポを少し変えるだけで、キツイ種目にすることができる。プッシュアップだったら拍手腕立て伏せとして爆発的に挙げたり、スクワットだったらジャンピングスクワットしたりする。あるいは超スローテンポで10秒かけて上げ、10秒かけて下げる。また山本式3/7法として、3回やったらボトムで15秒ストップ、そして4回やってまたボトムで15秒ストップ、5回やって15秒ストップ、6回やって15秒ストップ、最後に7回やって終了・・というやり方もある。毎回テンポを変えて、違う刺激を筋肉に与えていこう。2. チートのときは大量にダイエットが止まったときに行うチート。これは代謝を元通りにするために行われる。しかしここでビビッて少なめの食事量に抑えてしまっては、まったく意味がない。ただのハイカロリー日になるだけで、ダイエットがさらに滞るだけだ。チートで重要なのは、肝臓のグリコーゲンを満タンにすることだ。それによって代謝は改善し、脂肪燃焼シグナルも送られるようになってダイエットが進むようになる。またグリコーゲン回復という観点から、脂肪の多いものより糖質の多いものを食べるようにしたほうがいいだろう。脂っこいものだとすぐ満腹になってしまって、あまり食べられないという問題もある。チートでは恐れずに1~2日の間、大量に食べまくっておこう。3. マルチビタミンは保険としてどのマルチビタミンが良いのかという質問をよく受ける。しかしビタミンは個人によって要求量が変わってくるし、同じ個体でも環境によってまた要求量が変わってくる。しかしマルチビタミンの場合、あるビタミンを大量に摂ろうとすると、他のビタミンも大量に摂ることになってしまうという問題が出てくるのだ。アレもコレも飲みたくないという場合はマルチビタミンで完結させるのも仕方ないが、できれば単体でそれぞれのビタミンを必要な量に応じて摂取するようにしたい。そしてマルチビタミンは微量栄養素が一つでも不足した状態にならないよう、保険としてまんべんなくカバーするために摂取しておくのだ。4. ときにはケアを忘れてみるマッサージ依存症という言葉があるが、ちょっと凝りがあるからと言ってマッサージに頼ってばかりいると、どんどん強い刺激を求めるようになって、強いマッサージ無しでは身体がほぐれないようになってしまう。そんなときは温熱刺激や血行改善サプリメントを上手に使って、一時的に強い刺激を受けるケアから離れてみよう。また「ヒドイ状態ですね、このままではケガしますよ」といって脅してくるセラピストも少なからずいる。いろんなケアを試し、一つの方法に身体が慣れてしまわないように注意することだ。5. 弱点から逃げるべきか?アーノルド・シュワルツェネッガーはカーフが弱かった。それを克服するために、いつも半ズボンを穿いてカーフを見せ、周囲の目に負けじとトレーニングした。そして数年後、見事カーフが改善されたという逸話がある。もちろん強い心を持っている人ばかりではないので、弱点を隠したままやり過ごそうとする行動を非難するつもりはない。しかし隠すのではなく、弱点を克服しようとするならば、むしろそれを表に出すべきだ。その勇気を周囲は称賛し、いろいろとアドバイスしてくれるだろう。弱点を嗤うような友人がいたら、迷いなく切れば良い。