サプリメントつれづれ日記 第七十七段

サプリメントつれづれ日記 第七十七段

世の中に、その比ころ、人のもてあつかひぐさに言ひ合へる事、いろふべきにはあらぬ人の、よく案内あない知りて、人にも語り聞かせ、問ひ聞きたるこそ、うけられね。
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トレーニングや栄養に関して訳知り顔に語れる人は、昔はジムの重鎮に限られていたのですが、今はネットで情報を容易に検索し、あたかも最初から知っていたかのようにSNSで知識を披露できるようになりました。なかなかクライアントが定着してくれないトレーナーに多いようです。

知識の多くは、経験に基づかないと説得力がありません。医者の不養生という言葉もありますが、肥満体のトレーナーにダイエットを教わろうとは誰も思わないでしょう。
「私はトレーニングを教える人であって、トレーニングをする人ではない」という迷言を吐いたトレーナーもいましたが、手本となるフォームを見せることもできないようではクライアントが可哀そうです。

科学的な事実は論理的演繹的に求められそうですが、事実として認められるまでに多くの実験によって検証される必要があります。トレーニングや食事も同じことで、実際に自分で体験して効果を確認できていないのに、聞きかじっただけのトレーニング法、食事法を他者に勧めるのは、不誠実のそしりを免れないでしょう。

逆に、多くの人の経験によって得られた事実が、科学的とされるものを凌駕することもあります。「タンパク質の必要量は多くない。筋肉のためにも、健康のためにも、普通に食事で摂れるだけで充分である」と数十年前の論文では示されていましたが、半世紀以上に渡ってプロテインを飲み続けてきたトレーニーには一顧だにされず、みんなプロテインを飲み続けてきました。
そして最近になってようやく高タンパクが高齢者にとっても必要であることが周知され、いまやコンビニにはプロテイン製品があふれかえっています。

次に来る潮流としては、「プロテイン+α」ではないでしょうか。ただのプロテインでは物足りず、なにかを追加することでさらなる効果を期待するわけです。
バーサーカーの「ホエイクエストアルテマ」は筆者が10年以上前に開発した製品ですが、ホエイの弱点であるアルギニンをシトルリンとして追加配合し、さらにベタインを追加したものです。ホエイはもちろん最高級のWPI。

ラットに2週間のダイエット食を与え、脂肪の重量と筋肉の重量を計測した実験があります。その結果、シトルリン摂取群はロイシン摂取群よりも筋肉量が多く、ダイエット前とほとんど同じ筋肉量をキープできていました。(※1)
またベタインはタンパク合成を高め、クレアチンの材料となり、ホモシステインを減らして健康への効果も高めてくれます。(※2, ※3)

最高級のプロテインとしての「ホエイクエストアルテマ」。ぜひお試しください。

※1:
Effects of leucine and citrulline versus non-essential amino acids on muscle protein synthesis in fasted rat: a common activation pathway?
Amino Acids. 2012 Sep;43(3):1171-8. doi: 10.1007/s00726-011-1172-z. Epub 2011 Dec 13.

※2:
Homocysteine thiolactone inhibits insulin-stimulated DNA and protein synthesis: possible role of mitogen-activated protein kinase (MAPK), glycogen synthase kinase-3 (GSK-3) and p70 S6K phosphorylation.
J Mol Endocrinol. 2005 Feb;34(1):119-26. doi: 10.1677/jme.1.01581.

※3:
Effects of betaine on body composition, performance, and homocysteine thiolactone
J Int Soc Sports Nutr. 2013 Aug 22;10(1):39. doi: 10.1186/1550-2783-10-39.


山本 義徳

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