バルクアップのためのTIPS Part 62

バルクアップのためのTIPS  Part 62

バルクアップのための心構えを5点ずつ、紹介していきます。その内訳は次の通り。
1. トレーニング
2. 食事
3. サプリメント
4. 休養
5. その他
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1. 様々なポジションで負荷をかけろ!
大胸筋を鍛える場合、ワイドベンチプレスだと外側に、ナローベンチだと内側に効きやすくなる。しかしトレーニング経験の少ないトレーナーの中には「筋繊維は起始部と停止部でつながっているのだから、そのようなことは起こらない」という人もいる。
そうではない。筋肉は一本の線がつながっているわけではなく、いくつもの筋節(サルコメア)でつながっている。そしてそれぞれの筋節は、まったく同じ割合で収縮したり弛緩したりするわけではない。(※)
ベンチプレスで断裂するのは、ほとんどが大胸筋の外側だ。これだけみても、均等に力が入っているわけではないことがわかるだろう。
ストレッチさせたり収縮させたり、さまざまなポジションで負荷をかけていくことが、円満な筋肉の発達のために必要となるのである。

※:
In vivo Sarcomere Lengths and Sarcomere Elongations Are Not Uniform across an Intact Muscle
Front Physiol. 2016 May 25;7:187. doi: 10.3389/fphys.2016.00187. eCollection 2016.

2. 缶詰を食べよう!
フィッシュオイルといえば健康にも筋肉にも良いサプリメントだが、残念なことに酸化してダメになっている製品が多い。製造時は良くても、輸送や保管を経ることによって劣化が免れないのだ。
スーパーで売られている魚も、実はそうである。新鮮なものをすぐに食べるのなら大丈夫だが、店頭に並び、冷蔵庫で保管し、調理して食べるまでに酸化してしまうことも多い。
そこで缶詰である。缶詰というと保存食であり、酸化も劣化もしているようだが、実はそうではない。
フィッシュオイルのサプリメントや市販の魚はイヤな匂いがすることがあるが、缶詰を開けたときにそのようなことはない。缶詰にするときは、真空状態になっている。そのため酸化しようがないのだ。
値段も安く、調理の手間もかからない。筆者も学生時代にサバ缶やイワシ缶には大いに助けられたものである。


3. スーパーフードで置き換えを
最近では間歇的ファスティングが健康に良いとされているが、多くの人は夕食にしっかり食べて朝食を抜いている。昼食の時間が遅ければ、自然と間歇的ファスティングを行っているようなものとなる。
そこで、朝食をスーパーフード配合のGSSP+NEXTにしてみよう。これは抗酸化作用や微量栄養素に富んだスーパーフードミックスにプロテインとオリーブオイルを配合した食事代替パウダーだ。健康増進なら、これを続けるだけで良い。
昼食もこれに変えて、夕食だけ好きに食べるようにすれば、ダイエットにも効果的だ。一回当たりコーヒー1回分程度なので、ぜひ試してみて欲しい。

GSSP+NEXT
http://www.berserker.jp/column/show/244

4. カーフをストレッチしよう!
「ふくらはぎは第二の心臓」だと言われる。足裏は血液循環の折り返し点となるが、重力の関係から心臓には簡単に戻れない。そこでカーフの筋肉がポンプのように働いて血流を助けるのだ。これは血液循環全体の30%にも及ぶという。
そのふくらはぎが固まっていては、疲労回復も滞ってしまう。マッサージするのも良いが、お勧めしたいのはカーフのストレッチだ。
他の筋肉に比べてカーフのストレッチが気持ちよく感じられるのは、それによって血液循環が促進されるからでもある。疲れを感じているときなど、ぜひ試してみて欲しい。


5. サレンダーするのも悪くない
ネットで読んだ「がん闘病記」に、「サレンダー」するという言葉があった。これは降伏するということで、諦めて降伏することにより、心が安定して幸せになり、行動が自然となって癌が消えたという経緯が説明されていた。
これは普通の生活でも当てはまることで、無暗にあがいていると視野が狭くなり、見えないものが増えて行動が制限され、良い結果が出てこない。しかし諦めて距離を置くことによって視野が広がり、新しい行動の選択肢が出てくることは往々にしてあるものである。
仏教では「諦める」は「明らかにする」ことだとしているが、筆者の場合、考えても答えが出てこないようなときは「流れに身を任せる」ようにしている。すると自然と良い結果がついてくるのだ。
もちろん努力もなにもせずに身を任せろと言うのではない。やれることをやり、考えても仕方ないことは考えない。そうすれば自然と路は拓けてくるのである。


山本 義徳

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