サプリメントつれづれ日記 第七十段

サプリメントつれづれ日記 第七十段

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御懐おんふところにそくひを持ち給ひたるにて付けられにければ、神供じんぐの参る程によく干ひて、事故ことゆゑなかりけり。
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「備えあればうれいなし」とは言いますが、筆者はやや心配症なところもあって、サプリメントが切れないようにと、在庫をかなり大量にストックしています。プロテインなどは恐らく1年分はあるのではないでしょうか。

しかし大量にストックすると、賞味期限や置き場所などの問題も発生します。特にオイル系のものは酸化しやすいため、できるだけ小容量のものを早めに使い切るようにしなければいけません。特に日本のような高温多湿の環境だと、ダメになりやすいのです。
なおプロテインやアミノ酸などのパウダー系は封入時に空気が抜けており、また乾燥した状態で密封されるため、1年くらいでしたらおそらく問題は無いと思われます。

高級路線のメーカーだと、オイル系サプリメントは暗褐色のガラス瓶に入れていることもあります。光による酸化もありますので、こういった配慮をしているメーカーは安心度が高いと言えます。
また腸内細菌のサプリメントはアメリカのショップだとたいてい冷蔵庫に保管されています。もちろん購入してからも冷蔵庫で保管するわけですが、個人輸入されている多くの腸内細菌サプリメントはそういった配慮がなく、購入者の手元に届くころにはダメになっていることも多いようです。

ちなみにビオフェルミンの添付文書によれば、「ビオフェルミン錠剤は通常の市場流通下において3年2カ月安定(生菌数)」していたとあります。
ただしある報告によれば、2週間27℃で保存した場合、湿度が50~60%を境に生菌が激減したとされています。もっとも問題になるのは「吸湿」のようですので、できるだけ乾燥した場所で保管するといいでしょう。(※1)

オイル系のサプリメントは、臭いで判断できることもあります。あきらかに腐ったような臭いのするフィッシュオイルは、かなり酸化していると考えられます。アヤシイ場合はゲルカプセルを割って確かめておいたほうがいいでしょう。
なお酸化したフィッシュオイルは下痢をもたらすだけでなく、有益な脂肪酸の働きを妨げてしまうことにもつながります。
できればクリルオイルを信頼できるメーカーから小容量でこまめに注文し、早めにボトルを使い切るようにしたほうがいいでしょう。


※1:
ビフィズス菌製剤の生菌を死滅せる要因
病院薬学Vol.6, No.1(1980)


山本 義徳

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