バルクアップのためのTIPS Part 27

バルクアップのためのTIPS  Part 27

バルクアップのための心構えを毎月5点ずつ、紹介していきます。その内訳は次の通り。

1. トレーニング
2. 食事
3. サプリメント
4. 休養
5. その他
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1. スピーディな動きを採り入れよ!
トレーニングにおける仕事量、すなわちウェイトの移動距離とウェイトの重さを掛けたものは、マックスの30%程度の重量で行った場合に、最大にできることができるという。この場合、かなりのハイレップスとなるが、化学的ストレスを与えることにより筋肥大・筋力向上を目指すことは可能となる。

ただし軽い重量だとモーターユニット動員数を高めることができない。そのため、できるだけ爆発的に、スピーディに動かすようにする。そうすることでモーターユニット動員数を高めることができるのだ。
またこれくらいの重量だと関節への負担も少なくなる。常に高重量を扱っている場合は、関節を休めることも考え、このようなトレーニング法をときどき採用してみるといいだろう。

2. イカやタコ、カニ、エビは良いタンパク源である
ローファットな食事を心がけているときに、タンパク源として有用なのがイカやタコ、カニ、エビ、ホタテなどである。卵白やササミだけでなく、これらを食卓に採り入れてみよう。

カゼインやチキンと比較した実験において、カニやホタテをタンパク源とすることで、体脂肪量が激減したという報告がある。とくにホタテにしたときは善玉コレステロールの値も改善され、中性脂肪や遊離脂肪酸のレベルも下がっている。
グリシンやタウリンが多く含まれるこれらのタンパク源は、カラダ作りに非常に有用だ。ややコストは嵩むが、ぜひ試して欲しい。

3. 寝る前にはメラトニンを!
睡眠に悩まされているトレーニーが真っ先に試すべきなのは、メラトニンだろう。これは脳の松果体から分泌されるホルモンで、加齢によって徐々に分泌量が少なくなる。
これを外部からサプリメンテーションすることにより、アンチエイジングに効果があるとされる報告が大量に存在する。

副作用もほとんどなく、メラトニンの自己分泌が減るということもない。そしてメラトニンには抗酸化作用や抗がん作用、免疫強化作用、抗アレルギー作用、インスリン感受性向上作用などもある。
サーチュイン遺伝子に作用して寿命延長効果があるとも言われている。

アメリカではスーパーで簡単に安く買えるが、日本だと個人輸入するしかない。しかも一回に輸入できるのはボトル1本までなので、こまめに購入するしかない。この点ではTPPに賛成である。

4. フォームローラーで回復させろ!
フォームローラーの有用性は何度も言っており、最近では振動式のフォームローラーが出てきて、これがイチオシである。
しかし普通のフォームローラーにももちろん効果はあり、10セットのスクワットを行った直後にフォームローラーで20分間に渡ってセルフマッサージを行ったところ、やらなかった群に比べて回復が促進され、ロングジャンプの成績が高かったという結果が出ている。

ここでは「高密度」のローラーが使われている。柔らかい材質のものよりは、ある程度固い材質のもののほうが良いのかもしれない。

5. 人の顔色をうかがうな!
さまざまな人の表情を示した写真を何枚も見せて、人の喜怒哀楽を推定させた研究がある。その結果、女性は男性に比べて相手の感情を推定する能力が非常に高かったという。子供の場合もそうで、大人に比べて相手の感情推定能力が高く、また子供の場合は男女差がなかった。

これは女性や子供のように「生物学的に弱い存在」だと、相手を怒らせないように気を遣う能力が必要だからだと言われる。男性は大人になるにつれ強くなってくるため、気を遣う必要が減り、その能力が退化するのだろう。

昨今では男性でも異様に気を遣い、周りに嫌われないように八方美人な態度をとる人が多い。しかしそれは自分が弱い存在だと認めている証左に他ならない。テストステロンも減ってくるだろう。
仕事上で仕方ない場合もあるだろうが、他人の目を気にせず、常識の範囲内で好き勝手にふるまうようにしたほうが、バルクアップにも有効ではないだろうか。


山本 義徳

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