バルクアップのためのTIPS Part 17

バルクアップのためのTIPS  Part 17

バルクアップのための心構えを毎月5点ずつ、紹介していきます。その内訳は次の通り。

1. トレーニング
2. 食事
3. サプリメント
4. 休養
5. その他
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1. 高重量を扱えるエクササイズから始めろ!
事前疲労法に代表されるように、最初にアイソレーション系エクササイズを行い、その次にコンパウンド系エクササイズをやる方法がある。しかし事前疲労法について測定した研究では、先にアイソレーション系エクササイズを行うと、次のコンパウンドエクササイズのときに補助筋を使って行うようになってしまうと判明している。
先にアイソレートさせて効いたように思えても、実は筋肉への刺激は弱くなっているのだ。

またベンチプレスとダンベルフライを比較した筋電図の研究でも、ベンチプレスのほうが大胸筋への刺激は強くなっている。
効いていないようだからといって、先に軽い重量でアイソレーション系エクササイズを行うのは、ひとつの「逃げ」だ。コンパウンド系エクササイズでしっかり効かせられるようになることを目的とし、普段から高重量でトレーニングするようにしよう。


2. 塩を怖がるな!
塩分を控えめにすることは、健康管理の上で重要だとされている。しかしトレーニングで汗を流している場合、塩分摂取はそれほど問題とならない。むしろ塩分の不足のほうが問題だ。
胃酸をつくるのには塩が必要だ。汗を多く流して体内のナトリウムが減ると、胃酸の合成が滞り、消化が悪くなったり食欲が落ちたりする。またナトリウムの不足は骨を弱くするという報告もある。

また多くの場合、高血圧と塩分の摂取量は関係がない。それでも不安な人は、「カリウム」をしっかり摂取するようにしよう。カリウムには余計なナトリウムを体外に排出する作用があるのだ。東北地方の中でも、特に青森県は高血圧が少ない。それはリンゴを食べるため、カリウムの摂取が多いからだとされている。


3. ビタミンB群を忘れるな!
ATPが合成される解糖系や電子伝達系において、ビタミンB群は不可欠の栄養素である。またGABAやアセチルコリンなど神経伝達物質の合成にも必要とされる。
しかしビタミンB群は水溶性であり、汗や尿で流出しやすい。また運動によって消費されるため、一般人に比べると必要量は数倍にも跳ね上がる。

ただし一気に大量を摂取したとしても、尿から排出されてしまう。そのため、小分けに摂取するようにしまたい。できれば食後に少しずつ摂取すると、食物の働きによってビタミンB1が体内に残存する時間が長くなるため、効果的に吸収できるはずだ。


4. 重曹を使った半身浴を試してみよう!
普通の入浴に比べ、38~39度の温めの湯を使った半身浴には、疲労回復の効果が高い。その効果をさらに高めるため、重曹を入浴剤として使ってみよう。
だいたい200リットルの湯に対し、40gくらいの重曹を入れるようにする。そして温めの湯にみぞおちまで浸かり、30分ほどゆっくり過ごす。

疲労回復だけでなく、肌がしっとりしたり、ニキビが治ったりする効果も期待できるようだ。食品グレードのものなら安心だが、掃除用などとして販売されている安価なものでも問題ない。
重曹半身浴をした日は、いつもよりぐっすりと眠れるはずだ。ぜひ一度試してみて欲しい。


5. 酸素を取り入れよ!
スクワットなどのエクササイズでは、筋肉より先に心肺機能がダウンしてしまうことがある。そんなときは酸素を大量に取り入れることでインターバル中の回復を促進することができるのだが、そのために意外に有効となるのが「ブリーズライト」だ。

つまり鼻孔拡張テープである。これはニセモノが100円ショップで今では安く買えるので、それでも差し支えない。
また、鼻炎の薬(点鼻薬)も有効である。血管収縮剤(ナファゾリンなど)の入っている製品を使うと、いっきに鼻が通り、特に鼻炎がない普通の人であっても、普段より息がしやすくなるはずだ。
あまり頻繁に使うのは良くないが、週に1~2回使うくらいだったら、副作用も皆無である。特に息が上がりやすいトレーニングの日だけ、スポット的に試してみるのも悪くはないだろう。


山本 義徳

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