バルクアップのためのTIPS Part 13

バルクアップのためのTIPS  Part 13

バルクアップのための心構えを毎月5点ずつ、紹介していきます。その内訳は次の通り。

1. トレーニング
2. 食事
3. サプリメント
4. 休養
5. その他
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1. IBFRT(Intermittent Blood Flow Restriction Training)を活用せよ!
血流を制限して行うBFR(Blood Flow Restriction)トレーニングは、筋肥大やリハビリ、ダイエットに非常に有効である。ただし、血栓の生成や活性酸素発生の問題は避けられない。

そこで改良されたのが、IBFRT((Intermittent Blood Flow Restriction Training)である。これはカフをセット毎に緩めることで、血流が制限される時間を短くし、副作用の可能性を減じたものだ。それでいて、トレーニング効果に変わりはない。詳しくはBERSERKER HPのコラムを参考にして欲しい。

BFR(Blood Flow Restriction)トレーニング 三部作 Part 2
http://www.berserker.jp/column/show/97

2. ハーブティーの効果を侮るな!
トレーニング前のコーヒーは習慣にしているトレーニーも多いだろうが、それ以外でも有効なハーブティーは数多くある。

筆頭に来るのがペパーミントティーだ。これは覚醒・集中効果が高く、コーヒーだけでは目覚めないという人に、特にお勧めである。匂いを嗅ぐだけでも効果はある。またペパーミントティーには胃酸の分泌を調整する働きがあり、特に逆流性食道炎や胃炎に悩まされている人にお勧めしたい。

寝る前に有効なのがカモミールティーだ。トレーニングで高ぶった気分を抑え、快適な睡眠に誘ってくれる。胃の調子を整える作用もあるので、ペパーミントが苦手な人はこちらでも良い。
他にもインスリン作用を強化するバナバ茶や、アディポネクチンの分泌を促進してくれる明日葉茶など、トレーニングに役立つハーブティーは非常に多い。

3. イチョウ葉エキスを摂取せよ!
イチョウ葉エキスには、様々な効果が期待できる。まずは集中力増加作用だ。脳のα波を高め、また脳内の血流を促進する。活性酸素除去効果も強い。
さらに血糖値を安定させたり、インスリンの働きを強化したりする作用もある。最近行われた実験では、ラットをハイカロリー群と普通のカロリー群に分け、ハイカロリー群の半数にイチョウ葉エキスを摂取させた。
その結果、ハイカロリー群は当然ながら体重が増加したのだが、イチョウ葉エキス摂取群は体脂肪の増加が抑えられたのだ。これは血糖値の安定が寄与していると思われる。

4. 瞑想はモチベーションの維持に役立つかも?
一日に15~20分の瞑想を行うことで、コルチゾルなどのストレスホルモンが低下することが分かっている。最近行われた教師たちを対象にした実験では、4か月に渡って瞑想を行った教師たちは心の健康が保たれ、バーンアウトしにくかったという結果が得られている。

またリラクゼーションエクササイズと瞑想を比較した実験では、リラクゼーションエクササイズ群はテストステロンが低下したのに対し、瞑想群のテストステロンレベルは変わらなかった。そしてリラクゼーションエクササイズ群に比べ、瞑想群のほうが成長ホルモンの分泌が多くなり、コルチゾルレベルも低くなったという。

5. 盲目的に信じるな!
筆者は多くのトレーニーから「質問」される。よって、筆者の「信者」はほとんど存在しない。宗教で言えば、教祖や教義に疑念を抱くのは問題だ。教祖や教義を盲目的に信じることで、救われるとするのが宗教なのだろう。

しかし相対性理論の「信者」は、いない。科学理論は何度も疑われ、追試実験がなされ、そしてはじめて「世界のなりたちを説明する一つの法則」だとして認められる。しかしそうなっても、それを覆すような実験結果が出れば、ニュートン力学が相対性理論によって修正を余儀なくされたように、またアインシュタインが量子力学によって自らの過ちを認めることになったように、理論は訂正される。

トレーニングも栄養も「科学」である。「個人差が大きいから、人それぞれ」と言って逃げるのではなく、最善の方法を追求するのがトレーナーの仕事だ。しかし常にトレーナーが正しいとは限らない。盲目的に信じるのではなく、自分を含めた様々な意見を採り入れ、自分にとって最善の方法を選択するようにして欲しい。


山本 義徳

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